土星  bT                                     

ミューロン250での初めての土星。シーズンを過ぎて西に傾き、隣の家
の屋根越しに見えていた。そのためか気流が不安定で、この程度の画
像となった。2月13日撮影のバイザックに負けている。しかし5cm分の
光量の差か色のりがいい。それともToUcamとLPIの特性の違いか。
1月、2月の画像と比較すると土星本体の輪に落ちている影がだいぶ
多くなってきている。
この画像はオートと明るめに撮影したそれぞれの画像をスタッキング
したあと、その2枚の画像をフォトショップでコンポジットしたものである。
今回はあまり解像度のいい画像ではなかったので模様の無理だしは
ぜず、なめらかに仕上げてみた。眼視に近いイメージである。
今回はシーイングが良くなかった。
一ヶ月半ぶりの土星。そしてNJP赤道儀で初めての撮影。
今回は三様で撮影してみた。デジカメのQV−4000で撮るのはほ
んと久しぶりである。デジカメは全体的に滑らかに撮れるが、カシニ
がうまく表現出来ていない。コントラストが低いのか。
やはりLPIカメラでAVIファイルとして撮るのが一番いいようである。
なお3枚ともWevelet処理後はトーンカーブを少しいじっただけで、ほぼ
オリジナルの色である。
バイザックで長い間土星を撮っているが、カシニをほぼ全周捉えられ
たのは初めてである。眼視では1月28日とあまり変わらなかったが、
昼の気温が4月のような陽気で夜になっても空気がじっとしていたの
で、今夜は惑星を狙えばきっと良い画像を得られるだろうと予感はし
ていた。
バイザックでここまで撮れるのだから、ミューロン250とかだったら
もっと良く撮れていただろうと思うのは、少々期待のし過ぎだろうか。

この画像もWebCamRecorderを使いAVIファイルで取り込んだもの。
露出はオート、明るさ、コントラストは中間ほど(数値の記録なし)。
既定値の画像が暗かったので明るさ、コントラストを調整して撮影
しなおした。
下の画像よりこちらが少しは良いかも。
この画像はWebCamRecorderを使いAVIファイルで取り込んだもの。
露出はオート、明るさ、コントラストは既定値で撮影。
オリジナル画像は露出がだいぶアンダーであった。RegiStaxでの
画像処理はそれほどいじっておらず、最初から写真のようにつるつる
な画像であった。露出アンダーのせいか?
やく20日ぶりの土星の撮影をした。
眼視ではバイザックで300倍でカシニも薄いもののきれいに見えてい
た。
この画像は純正のソフトAutosterEnvisageを使いJpgで取り込んだも
のである。
下と同日にバイザックで撮影した土星。こちらはWebCamRecorder
を使いaviファイルで取り込んだもの。

今期初めての土星。シーイングは良かったが、写しかたが悪いの
かこんなものである。FS102で撮影する土星はWebCamでは力
不足である。
この画像は純正のソフトAutosterEnvisageを使いJpgで取り込んだ
もの。惑星用に程度の良い反射が欲しい。