伴星が10等星台にもなると自宅からはFS102では
微かに見えるだけで全然面白くないが、μ-250で
はまだ重星として十分楽しめる。
4重星になっていて面白い対象である。

Σ2560VulはAB、ACの3重星であるが4重星に
見える。その面白くない対象をFS102で見てみ
た。案の定ABの伴星はやっと確認できた。

AB 6.64 8.8 15.3" 295°
AC 6.64 8.25 118.5" 66°

μ-250でスケッチしたときのデータではABの伴星は
10.5等星となっているが、FS102ではそれより明るく
見えたので8.8等星が妥当だろう。

撮影画像では色や配列がなんともいい眺めである。