金星'07                                                   

視直径が大きくなり欠けかたも半分ほどになった。
強風のなかなかなかいいシーイングに恵まれず、10ショット
撮影したがこれがやっとだった。
肉眼では夕日の中、金星の近くに細い月が輝いていた。
一回目を撮影後、みるみるシーイングが悪くなった。
あと10分遅かったら撮影は無理であったろう。
前回の撮影から1ヶ月後の金星。
日没後の高度が高くなって撮影しやすくなったが、もたもた
しているとすぐに高度が低くなってしまう。
2ヶ月ぶりの金星。面積比が86%になり欠け際がよく分か
るようになった。
撮影、眼視とも本体の模様は見えるわけではないが、魅力
のある惑星である。UVフィルターを使って模様を検出するの
も検討してみたい。
今シーズン初めての金星は昼間の撮影となった。
適正露出がうまくつかめず露出オーバーになってしまった。   
輝面比95%なのでほぼ円形に写った。金星がいくら明るい
と言っても昼間に写すのは難しい。