木星2006                                              

23時前帰宅して23時30分頃から撮影したため、シーイングはまあまあ
だったが筒内気流がおさまり切っていなかったので、モニター上の木星は
ゆらゆら揺れていた。透明度も良くなかった。
眼視で初めて大赤斑が赤色になっていることを確認できた。写真と同じよ
うに大赤斑の中心の赤が目立った。
梅雨の晴れ間と言いたいところであるが、今夜も雲が横切る中の撮影
となった。
シーイングが悪かったが大赤斑が正面を向いていたので撮影をしてみた。
小さい赤斑もかろうじて写っている。
ノートパソコンのスペックが低くロストフレームが多発していたので、毎秒
10フレームで撮影した。








この画像は下の画像の1時間半前に撮影したもの。下の画像の方が細かい
ところまで写っている。











少々白く飛んでいるが、まあまあの写りである。










早速、届いた1.5×バローを使って木星を撮影してみた。
シーイングが悪い上に雲がたえず木星を横切っていたので、たいした画像で
はないがフェイストーンは確認できる。ミューロン250ではシーイングが悪くて
もフェイストーンは大体写せるようである。
早くベストシーイングで撮ってみたい。






こちらは解像度640×480で撮影したもの。少々拡大率が
高い感じである。
解像度を落とすのがいいのか、それとも撮影時の拡大率
を落とすのがいいのか、また課題が出てきた。
昨夜に続いての撮影。運良く大赤斑がこっちを向いていた。
解像度320×240での画像である。上の画像が640×480で小さい方が細
かい模様が見えているようであるがどうだろう。
シーイングは昨夜よりは少しましといった感じで良好ではなかった。
眼視ではフェーストーンは見えなかったが大赤斑ははっきり見えた。もともと
眼視で長く見続けるのは苦手なので、あまり真剣に見ていない。
ミューロン250の初木星。台風後で晴れたものの風が強くシーイングも悪
かった。そのわりにはまあまあ撮れた。
設定を既定値のまま撮影してので、解像度320×240で撮影してしまった。
雲の合間からの撮影となったため、あまり条件は良くなかった。小赤斑があ
まり目立たなくなっているが、撮影の影響かそれとも薄くなったのか。
シーイングが悪かったので低倍率で木星本体と衛星を写してみた。
今回はビデオカメラでの撮影。
シーイングが良くなかったのは別として、下の画像と比較して分かるとおり色
のりが悪くわざわざ重たいビデオカメラを使うより軽いLPIカメラで十分である。
Red Jr
右の画像は昨年4月の画像。
撮影条件や画像処理が違う
が、昨年は白斑であったもの
が左の画像、左下の画像と
比較しても赤く変化している
のが分かる。

2006年の初めての木星をバイザックで撮影した。架台がNJPに換えてから
惑星の写りがよくなった感じである。
今話題のRed Jrが右上に微かに写っている。大赤斑よりはかなり小さい。