木星20007                                    

今年の木星は昨年と比べて良くないようだ。
一ヵ月半ぶりの木星画像。
視直径が前回が45.7″、今回が42.5″で画像を見て
も分かるとおり一回り小さくなっている。

衝をむかえた木星は5月より少々大きくなっている。
梅雨の合間、たまに雲が木星を隠すたびに明滅を
繰り返す条件下の撮影だった。
ベストコンディションではなかったが、今期初めて大
赤斑を捉えることが出来た。
今回はシーイングが良くなかった。それより高度
が35度しかないので、これだけは如何ともしがたい。
今シーズン初の木星。眼視では安定して見えていた。
これからのシーイングの良くなる夏にかけて楽しみで
ある。