日 記 帳
観測日記、その他天体のことや身の回りのことなど、思いつくままに書いてみました。
02.02.27
2月も明日で終わり。季節の変わり目の雨がきのうから降っています。今は満月だしいいかなって感じです。
そろそろ春の星座かに座やしし座おとめ座の出番です。もちろん北にはおおぐま座。
季節にそれぞれの見る楽しみがあっていいです。かにのM44や重星のι1、ししの黄金の輝きγ、おとめγなど。あと、かみのけやおとめの数え切れない位の銀河。その他いっぱい。
歳をとって目が悪くならないうちにいっぱい目から脳に焼き付けておかなくちゃ!
でも歳をとってぼければすべて闇の中か。アー時間よ止まれ。
02.02.25
多趣味
パソコン歴は22年です。PC8001のOSベイシックからMS−DOS、そしてWindowsまでパソコン、ポケコンなど10台位買いました。
インターネットはパソコン通信までいれて10年以上です。最初は1200bpsでした。今はISDNです。
経験だけは長いですが、未だに分からないことが多いです。
アマチュア無線もやっています。これも20年以上たちます。HF機が壊れて今は2mワッチのみです。海外との交信は英語がしゃべれないのでCW専門です。
トツーツーツー ツーツート ツートトトト ツートトト トトトト ツートツート これが私のコールサインです。分かります?
ラジコンもやってました。スタント飛行機とスロープグライダーを主に飛ばしていました。
作ったキットも何十機か忘れてしまいました。機会があったらまたラジコンもやるつもりです。
下手の横好きと言うことでしょうか。
02.02.24
2〜3日前から暖かくなりウメも寒桜も満開で、車の窓を全開で走ると気持ちがいいです。
ところでかに座は個性のある重星が多くて目立たない割りには結構楽しめます。また散開星団である
M44の中にも重星が4〜5あると私の手持ちデータにはありますが、もともと多重星の集まりですよね。
私にはどれがどれか良くわかりませんでした。
02.02.19
双眼鏡で星を探していると一晩に1〜2回は必ず人工衛星が視界に飛び込んできます。以前からすると相当増えたんでしょうね。
私の住んでいるすぐ近くにも内之浦のロケット基地があります。車で40分位でしょうか。打ち上げを自宅から見ても迫力がありますが近くで見たことはありません。いつでも行けるという考えがあるからでしょう。
また少し遠くなりますが種子島の打ち上げもよく見えます。
航空基地もあり、小さい頃から空を見上げるのは慣れいるつもりでも、やはり長いこと星を見ていると首や肩がこってきます。
それとも歳のせいでしょうか。
02.02.17
昔の天体撮影
30年以上も前、中学生の時よく天体写真を撮っていました。いわゆる星野写真?と呼ばれていたやつです。
親父にケンコーの望遠鏡とペンタックスの一眼レフを買ってもらって、カメラ雲台を自作して、フィルムは白黒でSSSかトライXというものでした。もちろんモータードライブなどなく、手動追尾です。
ガイドは暗視野装置ではなく、対物レンズを豆電球で照らす明視野装置?だったのでガイド星探しに苦労しました。ガイド中は蚊に刺されようが、ゴキブリに噛まれようが、ひたすら我慢してガイド星を追っていました。
接眼レンズの十字線はクモの糸を張りました。
当時は自宅でも空も暗くて結構くらい星まで写ったものです。出来たら自宅で現像、プリントをしたかったんですが、中学生の身分では当時そこまでは出来ませんでした。
写真のほとんどは出品のために教育委員会に没収(/_;)?されるか、今は無き実家ともなくなってしまいました。ネガでも残っていればと悔やまれます。
現在の天文雑誌の入選写真は、昔の公共天文台の望遠鏡並に素晴らしいものばかりです。本当にデジタル技術と機材の発展は驚かされます。
私もまた写真に挑戦しようと思っていますが、多額の投資は妻の目がありますから、デジカメで細々とやるともりです。その前に重星スケッチ500個の目標を早く達成しないと!!
02.02.16
ようやく春の星座が顔を出し始めました。久しぶりにしし座γを観ましたが、黄金のペアは風格があります。
ラジアンはこういう重星には特に威力を発揮してくれます。見栄えのする惑星や重星をますます見栄え良くするアイピースです。
ところでこのホームページもだいぶ多くの人が見てくれるようになってうれしいです。ヽ(^^)ノ
スケッチは自分のディスプレイにあわせて描いてあるので、他のパソコンや液晶ディスプレで見ると淡いイメージや輝きが無くなったりします。天体写真を画像処理しアップされたかたでも、他のパソコンで見るとイメージどおり表現されていなくてがっかりした経験はありませんか。
そんなこともありまして、スケッチは見た目よりメリハリをつけて描いてありますので、おおげさに見えるかもしれません。そこは趣味の範疇ですので、差し引いてみて下さい。
02.02.11
重星のページをリニューアルしました。ちょっとやぼったかったので、すっきり整理してみました。変更するのにまる一日かかりました。妻からはパソコン中毒と言われる始末です。まっ、部屋の模様替えみたいなものです。
02.02.04
今夜は途中から雲が出てきて透明度も悪くてすっきりしない空でしたが、空気がじっとして動かなかったので望遠鏡で木星や重星は安定して見えました。
一般に冬の空は透明度が高い日が多く、肉眼では星がきらきらして綺麗ですが、そんな日に限ってシーイングが良くなくて望遠鏡での惑星、重星は絶望的です。いわゆる星があばれて惑星はポヨポヨ、重星は分解能が落ちます。暖かくなれば空気もじっとした日が多くなり、また望遠鏡の稼働率も上がります。早く暖かくなーれ!!
02.01.31
おおいぬの重星を4個スケッチして、初めてはとと、ともをスケッチに加えました。いずれも南に低く気流もそんなには良くなかったので、星像もぱっとしませんでした。マイナーな重星を見たあとおおいぬ145番星を見ると、黄色と青の色が濃くてなんとコントラストのあること!
最後に木星と土星それに下弦の月を観望して終わりにしました。
ところでラジアンでの惑星は素晴らしいですが、重星を楽しむのにはLVアイピースでも十分です。アイピースの値段の差よりその重星の離角、光度差にあった倍率を選ぶことが美しく見る方法だと思います。
02.01.27
実家よりバイザックを持ってきました。実家は自宅より12km位離れており、自宅より1等星暗い星が見えますが、1年置いて見に行ったのは1回だけでした。自宅でも天頂付近は5等星まで見えるからいいかなと思って。
買ってから4年が経ち鏡が少々ほこりっぽいです。
FS102と星雲星団や重星の見え方の比較をしてスケッチをするつもりです。
02.01.25
し、しまった!!土星食1日間違えた。ビデオも準備してたのに。(;_;)
02.01.24
月明かりはありましたが久しぶりに晴れて穏やかな天気だったので、仕事から帰宅してすぐに望遠鏡を外へ出しました。以前からうさぎを狙っていたので、約1時間で6個の重星をスケッチできて良かったです。月明かりがあって少し南に低いので、肉眼ではでうさぎの星座はほとんど分かりませんが、双眼鏡である程度の配列を確認すれば、あとは正立ファインダーと星図でほとんど苦労もなくすいすいと導入できます。このアストロの正立ファインダーはもう作ってないとか。すごく便利なんですけどね。
現在は自動導入花盛りですけど、私としては重星導入には必要ないみたいです。星見スタイルでも書いておりますが、導入までのプロセスも大事にして楽しんでおります。
02.01.21
ここ一週間天気が悪くて星見が出来ません。
少しでも暗いところで見ようとバイザックは実家に置いています。しかし車で15分くらいの所ですが全然見にいかないですね。自分の星見スタイルが庭先観望なので、車でどこかに星を見に行くことはほとんどありません。近いうちに自宅へ持ってこようかと思っています。重星と惑星はFS102が有利ですが、星雲星団はバイザックが断然有利です。
02.01.12
初めてきりんという星座に望遠鏡を向けてみました。結構楽しめる重星が多いです。しかしこれといった有名なものはなく、暗い星ばかりで重星ファンでなかったらあまり注目しないかも。
自宅からは北側は明るく肉眼ではきりんはほとんど確認できないですが、ペルセウスとぎょしゃの間ですので一回双眼鏡で配置をつかめば、あとはすいすいと導入出来ました。これも正立ファインダーのおかげです。
02.01.09
7日に書いたとおりディスプレイによっては淡い部分が表現されにくいので今回から少し強調してスケッチするようにしました。と言っても大気の状態と同じで、その日の気分によってずいぶん変わるのもです。
02.01.07
何気なく職場のパソコンで自分のホームページをのぞいてみると、その見え方の違いにびっくり。
点が二個あるようにしか見えません。描いてあるのは点なんですが、微妙に色を変えたり、回折リングも淡く描いてあるんですが、ただの二個の点なんです。自宅のパソコンのディスプレイはCRT、職場は液晶なので、そのせいでしょうか。描き方を液晶用に合わさないといけないのかなあ。
みなさんは微妙な違いが分かりますか。といっても掲示板もないので答えは聞けませんねー。
メリハリのついた絵は液晶が綺麗ですが、微妙に色や明るさの変化した絵はCRT方がいいような気がしますが、どうでしょうか。
02.01.06
昨日とうって変わって今日は、大気が安定していました。木星は縞模様が4〜5本みえており、濃淡も良くわかりました。ガリレオ衛星も面としてとらえることが出来ましがさすがに模様までは確認できませんでした。重星も回折リングがよく分かりましたが、オリオンの52番星で離角1.6”はだるま状態でした。やはり大気が安定しているといっても、夏の安定した空だったら1.6”は楽勝なんですが、冬はこれが限度でしょうか。オリオンのΣ734も離角1.6”ですが、こちらはなんとか分離してくれました。
02.01.05
今年のFS102の初見でしたがシーイングが非常に悪いというか、変化の激しいお空でした。木星はボヨボヨで縞が2本見える程度でした。重星のふたごαは離角4”ですが見ていると一つのだんごになったり、はっきり2つに分かれたりが4〜5秒ごとに繰り返していました。強風の影響もあったのかな。
私の場合、重星と惑星観望がメインなので、観る場所はほとんど庭先で1〜2時間で切り上げます。今日はとにかく寒かったので1時間ぐらいでおしまいにしました。