バイザック  QV-4000(ズーム撮影)  火星     2003年大接近 A

03.08.31 22:38 
中央経度:142゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.0"
VC200L LV6 ×300    1/15  F=2  ×2zoom
画像処理:レジスタックス94枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正

大きさがいよいよ減少に転じてきました。今回はさらに増やして
94枚でコンポジットしてみました。
下にオリンポス山、左上に太陽の湖が見えています。
03.08.30 23:30 
中央経度:164゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.1"
VC200L LV6 ×300    1/15  F=2  ×2zoom
画像処理:レジスタックス49枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正

コンポジット枚数が増えた効果か、画像がなめらかに仕上がりま
した。左下に白く輝くオリンポス山が写っています。


03.08.28 01:25  (最接近直後)
中央経度:218゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.1"
VC200L LV6 ×300    1/15  F=2  ×2zoom
画像処理:レジスタックス25枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正

最接近直後のバイザックでの火星画像です。下より小さく見える
のは微妙なズームの違いです。9月いっぱいは十分楽しめそうで
す。
ほぼ同時刻の FS102の画像 標準のバイザックの画像
03.08.24 23:15
中央経度:213゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.1"
VC200L LV6 ×300    1/15  F=2  ×2zoom
画像処理:レジスタックス17枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正

57枚撮影しましたが、17枚しかスタッキングしてくれませんでし
た。もう少しクオリティーを下げれば数が増えるのでしょうが、ま
だレジスタックスの使い方が良く理解できません。
                     ほぼ同時刻の FS102の画像
03.08.23 23:21
中央経度:223゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.0"
VC200L LV6 ×300    1/15  F=2  ×2zoom
画像処理:レジスタックスで26枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正

こちらもレジスタックスで処理した初めてのバイザック画像です。
ズーム無しの画像よりはましですが、FS102と比べるともう一歩
です。れいの「よだれ」が微かに写っているのが分かります。
ほぼ同時刻の FS102の画像 標準のバイザックの画像
03.08.19  23:22
中央経度:259゚、 中央緯度:-19゚、視直径:24.8"
VC200L LV6 ×300    1/15  F=2 ×2zoom
画像処理:レベル補正、11枚コンポジット、アンシャープマスク

昨日と比較して模様が少しずれているのが分かります。



                     ほぼ同時刻のFS102の画像
03.08.18  23:49
中央経度:275゚、 中央緯度:-19゚、視直径:24.8"
VC200L LV6 ×300    1/15  F=2 ×2zoom
画像処理:レベル補正、8枚コンポジット、アンシャープマスク

火星で一番有名な模様の大シルチスとヘラス盆地付近です。
下の画像より小さく見えるのはズームの僅かな違いにのためで
す。バイザックは眼視より撮影して画像処理を施したほうが、は
るかに模様が良く分かります。
同時刻のFS102の画像 標準のバイザックの画像
03.08.10  00:08
中央経度:9゚、 中央緯度:-20゚、視直径:23.6"
VC200L LV6 ×300    1/8  F=2 ×2zoom
画像処理:レベル補正、6枚コンポジット、アンシャープマスク

模様がわりと良く写りました。これも大接近のおかげでしょうか。
シーイングはあまり良くなくて、眼視では模様は淡くて確認しず
らいでした。
こちらの画像はコンポジット6枚で下の画像はコンポジットなしで
す。やはり効果はあります。これより30分前のFS102の画像
(データは同上)

<コンポジットの効果>
こちらは1枚画像、上はコンポジット6枚です。カラー画像では
模様が濃く浮き上がっています。グレースケールでは画像がなめ
らかになっているのが分かります。6枚コンポジットで目で分かる
効果が出ますので何十枚、何百枚のコンポジットなら効果は絶大
でしょうか。
処理はフォトショップでやっていますので、コンポジットは10枚が
限度です。単に手動補正が疲れるからです。
03.08.03  00:08
中央経度:62゚、 中央緯度:-20゚、視直径:22.6"
VC200L LV6 ×300    1/5  F=2 ×2zoom
画像処理:レベル補正、10枚コンポジット、アンシャープマスク

昨夜に続いての撮影です。シーイングが悪かったのか、画像処
理のせいか下の画像より甘くなっています。
肉眼でもボーっと薄く広がった模様でした。
03.08.02  00:12
中央経度:74゚、 中央緯度:-20゚、視直径:22.5"
VC200L LV6 ×300    1/5  F=2 ×2zoom
画像処理:レベル補正、5枚コンポジット、アンシャープマスク

別ページと画像とほぼ同時間に約2倍ズームで撮った火星です。
模様が下より良く分かります。
右側はグレースケールです。