FS102 QV-4000 火星     2003年大接近

03.08.31 22:22  
中央経度:139゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.0"
FS102 Radian4 ×205    1/6  F=2  ×2zoom
自作アポダイジングスクリーン
画像処理:レジスタックスで90枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正

コンポジット枚数は多いほど効果があるようです。FS102で
も白いオリンポス山や目玉の太陽の湖が良く分かります。
03.08.30 23:20  
中央経度:161゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.1"
FS102 Radian4 ×205    1/6  F=2  ×2zoom
自作アポダイジングスクリーン
画像処理:レジスタックスで20枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正

南極冠がだいぶ小さくなってきました。消滅間近でしょうか。
03.08.28 00:18   (最接近直後)
中央経度:202゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.1"
FS102 Radian4 ×205    1/6  F=2  ×2zoom
自作アポダイジングスクリーン
画像処理:レジスタックスで24枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正

最接近直後の火星です。雲が流れて風が強くて良い条件で
はありませんでした。下より小さく見えるのは、微妙なズーム
の違いです。
ほぼ同時刻のバイザックの画像バイザックのズーム画像
03.08.24 22:51
中央経度:207゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.1"
FS102 Radian4 ×205    1/6  F=2  ×2zoom
自作アポダイジングスクリーン
画像処理:レジスタックスで17枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正
中央に「よだれ」が微かに分かります。10cmアポはコントラ
スト良くて模様が色濃く出ますが、解像度はこれが限界でし
ょう。
             ほぼ同時刻のバイザックのズーム画像
03.08.24 00:04
中央経度:235゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.0"
FS102 Radian4 ×205    1/6  F=2  ×2zoom
自作アポダイジングスクリーン
画像処理:レジスタックスで45枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正
今回は45枚使用した関係かウェーブレット効果の違いか、
21日よりなめらかにかつ模様も良く出ました。
レジスタックスのスタック(コンポジット)は本当に楽です。
ほぼ同時刻のバイザックの画像バイザックのズーム画像
03.08.21 23:35
中央経度:245゚、 中央緯度:-19゚、視直径:25.0"
FS102 Radian4 ×205    1/6  F=2  ×2zoom
自作アポダイジングスクリーン
画像処理:レジスタックスで27枚コンポジット、ガンマ補正、
       ウェーブレット変換、フォトショップでレベル補正
今はやりのレジタックスを使ってコンポジット、画像処理後に
フォトショップでレベル補正を少々加えました。
レジスタックスは初めての使用でしたが、なかなか良いようで
す。
03.08.20 23:25
中央経度:251゚、 中央緯度:-19゚、視直径:24.9"
FS102 Radian4 ×205    1/6  F=2  ×2zoom
自作アポダイジングスクリーン
画像処理:レベル補正,12枚コンポジット,アンシャープマスク

いよいよ大接近まであと1週間、もうすぐ25”台です。
シーイングがあまり良くなくて、火星がゆらゆら揺れていまし
た。
上段はレジスタックにて処理。9枚コンポジット
03.08.19 23:35
中央経度:262゚、 中央緯度:-19゚、視直径:24.8"
FS102 Radian4 ×205    1/6  F=2  ×2zoom
自作アポダイジングスクリーン
画像処理:レベル補正,10枚コンポジット,アンシャープマスク

24時間経過後で火星の中央経度が8度ずつずれて来ます。
昨日と模様の位置が少しずれています。
上段はレジスタックにて処理。15枚コンポジット
                 ほぼ同時刻のバイザックの画像
03.08.18 23:31
中央経度:270゚、 中央緯度:-19゚、視直径:24.8"
FS102 Radian4 ×205    1/6  F=2  ×2zoom
自作アポダイジングスクリーン
画像処理:レベル補正、7枚コンポジット、アンシャープマスク

下のフィルターなしと比較してみてください。こちらのフィルタ
ー有りのほうが、明らかにコントラストも高く模様も良く写って
います。10cmでここまで写ってくれれば楽しくなってきます。
                    
                    同時刻のバイザックの画像
03.08.18 23:29
中央経度:270゚、 中央緯度:-19゚、視直径:24.8"
FS102 Radian4 ×205    1/8  F=2  ×2zoom
アポダイジングスクリーンなし
画像処理:レベル補正、7枚コンポジット、アンシャープマスク

同時刻のアポダイジングスクリーン有無の比較です。画像処
理も全く同様にしました。こちらが露出時間が短いにもかか
わらず、少々露出オーバーにでかつコントラストも劣ります。

03.08.09 23:35
中央経度:351゚、 中央緯度:-19゚、視直径:23.6"
FS102 Radian4 ×205    1/5  F=2  ×2zoom
画像処理:レベル補正、8枚コンポジット、アンシャープマスク

FS102でも結構模様が写ってくれました。模様のコントラスト
はバイザックより高いです。バイザックは30分後の撮影です
が、火星の自転で模様が動いているのが分かります。

                          バイザックの画像  
03.07.13 01:00
中央経度:268゚、 中央緯度:-21゚、視直径:18.7"
FS102 Radian4 ×205    1/8  F=2
画像処理:レベル補正、4枚コンポジット
(15日に画像処理のやり直しで画像の差し替え)
薄曇りの中での撮影となった、FS102での初めての火星の
画像です
少々小さいだけで模様の様子はバイザックとあまり変わらな
いような気がします。